犬の躾について 日記 2018年04月17日 大事な話なので結論を先に書きます。「犬を飼う際は躾をしっかりしてください。犬がかわいそうです」詳細な状況を書くと特定されそうでアレだけどそれを承知で書きます。(日時場所は伏せるから勘弁)先日某所で自転車を漕いでいたら...リードのついていない犬が、追いかける飼い主を他所に颯爽と逃げ去っていた。これだけ聞けばのどかな風景に見えないこともなかったはずだが、問題はその犬がいた場所だ。県内でも有数の交通量を誇る大幹線道路である。正直ヒヤヒヤした。登り車線と下り車線は横断歩道を除いて中央分離帯で物理的に区切られていた。赤信号にも関わらず悠然と横断歩道を渡り、反対車線を駆け抜けるその犬 (中型から大型犬) は道路を走る運転手達にも混乱を与えているのが車の動きから見て取れた。流石に見て見ぬ振りをするのも寝覚めが悪かったので、横断歩道が青信号になったら自転車で犬を追っかけ始めた。お横断歩道を渡ったところで白い犬らしき姿が横道に抜け出すのが見えた (幸いにも車に轢かれてなかった)。とりあえず全速力で自転車を漕いで犬の追跡を始めた。犬の曲がった路地を追っかけて曲がると、何人かが追っかけていたのが見えた。ただ、そこは犬。普通の人の走る速度だと追いつけるわけもなく...自転車の速度を生かして犬の前に自転車で車体を横にして滑り込みながら犬の動線をブロック。横から抜けようとする犬。そこを塞ぐ車から出て来た人たち。後ろからは別の人たちと完全に退路を絶たれた犬。とりあえず4-5人で囲みながら「どこから来た犬何でしょうねぇ」と他の人が言ってたので「さっきリード持ったおじいさんが追っかけてたからあの人が飼い主だと思います」ととりあえず返しておく。ジリジリと距離を詰めていく人たち。興奮を隠しきれない犬。その均衡はある女性の行動で崩れた。彼女の行動を非難するつもりはない。いずれにせよ誰かやらなきゃいけない行動だったが、正直犬の興奮具合を見ると非常にリスクが高いと判断していて、動こうに動けなかったのだ。今思えばそんなこと考えずに自分が行っていればよかったと思っているがもう過ぎたことだし過去は巻き戻せない。とにかくその女性が手を伸ばした。「ヤバイ」と直感で思ってその直後に犬が動いた。「ガブッ」もちろんそんな音がしたわけではないが、その犬は遠慮のない噛み方をした。しかも 2 回である。やんちゃ盛りの中型犬以上のサイズの犬の本気の噛みである。シャレになるレベルじゃない。その女性の噛まれた場所は紫色になって、血が滲んでいた。しかもその女性、少しお腹が大きくてもしかしたら妊婦だったのかもしれない。噛まれた後「お腹が痛い」といって出血していないか気にしていた。この時流石に怒りを感じた。犬にではない。飼い主にだ。犬の躾は飼い主の責任である。我が家にも 15 歳くらいの老犬がいるが昔はすごく元気で、似たような事件 (交通量の多い道路を疾走する) を起こしていた。しかし、本気で噛んでいいこと、いけないことの分別はつけていた。しっかり躾をしない犬は犬だけでなく、周りの人間も不幸にする。「人に危害を与える犬は殺処分されることがある」犬を飼っている、飼う予定がある人は肝に命じておいて欲しい。噛まれた人が「大丈夫です」と言っていたが絶対に大丈夫じゃないし、もし本当に妊婦さんで、これが原因で早産になったり、生まれて来た赤ん坊に障害が出た時とかホントシャレにならない。最後に飼い主らしき爺さんが出て来たが、狂犬病注射はしてるとかさっき動物病院に行ったみたいなことをごにょごにょ言ってたが (何となくの推測だが狂犬病の予防注射されて興奮してたのかもしれない) そんなことよりその後の対応に腹が立った (ここまで腹が立ったのも久しぶりかもしれない、この文章を書いててまた怒りがふつふつと湧き上がって来た)。噛まれた人が「大丈夫です」というのをいいことに (?) 犬にリードを付けて帰ってしまったのだ。普通連絡先とか渡さないか?流石に呆れてしまった。その女性がそのあとどうなったのか知らないが身内の人も一緒にいたっぽいしきっと大丈夫だろう...日本の医療は進んでるし...凄くもやもやする。これ普通に慰謝料請求される案件だと思うんだけど...真摯に対応するそぶりすら見せなかったのはありえないよなぁと自転車に乗って状況を整理しながら思った次第でした。そんなわけで「犬を飼う際は躾をしっかりしてください。犬がかわいそうです」以上、ぼやきでした。あ、あと犬は首輪よりハーネスの方が抜けにくくておすすめ。うちの犬首輪抜けしたからその事件以降ハーネスに替えた。あと、動物病院後は注射の後で興奮してることがあるからカゴの中に入れるのが推奨。↓ハーネスってこういうのね PR