就活の話①(食品衛生監視員編) 日記 2018年09月04日 フリーター6ヶ月目、就活が終わりました。大学院を卒業して5ヶ月。本気で就活を初めて1ヶ月の出来事です。大学在学時での就活でうまくいっていない人もいるでしょうしそう言う人に対して、こう言う人もいるよという意味であったり、自分に対しての記録的な意味も含めて書いていきたいと思います。まず、基本的な考え方なんですが、既存の就活システムに違和感を感じていました。具体的に言うなら大学卒業後にモラトリアムがないこと皆が皆、没個性的な就活大学でやった内容で就活する必要あるの?といった点です。3番目に関しては業界によっては専門的な知識が必要になるので、全ての職種について言うわけではないですが、興味のある業界が大学で修めていた分野と違うことはあっていいと思います(それによって年収が下がったりするリスクもあると考えてください。)。そんなわけでどんな就活をしてきたのか全2回(?)で書き連ねていきたいと思います。今回は公務員試験についてです。就活1年目は公務員試験で時間の大半を奪われてしまいました。この時は数社を受け、1社だけ最終面接まで行っています。業界は主に食品関係で受けていました。(医薬品は不信感があったため)食品衛生監視員編食品衛生監視員という選択肢食品衛生監視員、知っていますか?私は知りませんでした。2年ほど前、シュールストレミングを開ける機会があり、それの輸入方法とか調べているときにたまたま視界に入って興味を持ったのが最初だったような気がしています。仕事内容は空港とか港の検疫所で働いて輸入食品の農薬とか検査したりする仕事だそうです。国家公務員の中の「国家専門職」という分類になります。同じような分類分けされる仕事に「皇宮警察」とか「航空管制官」とかがあります。ちなみに、食品衛生監視員は受験資格があって、薬学部、医学部、獣医学部などを卒業して、特定の教科を修めていることが条件になります。ちなみに自分はいわゆる「薬科学科」の出身ですが、必要単位を修めていたっぽく、幸い受験資格がありました。試験対策試験は一次試験(筆記試験)、二次試験(面接)となり、二次試験を通過すると合格者名簿に名前が載ります(これで終わりではない。この後内定が取れるかは自分より順位が上の人次第。)。自分は独学でやっていましたが、1年目は二次試験まで通り、2年目は一次試験で落ちました。筆記試験筆記試験は「教養試験」と「専門試験」に分かれます。1年目の試験直前に気づきましたが、この試験、国家公務員の試験なので(いわゆる公文書?)過去問の請求ができます。詳しくはググりましょう。(気が向いたら書いてもいいけど...)教養試験内容的には基本的な公務員試験と同じ。国語、英語、算数(論理とかそういう)、時事、社会、理科あたり。ウェイト的には算数が多め、あと時事は侮れない。1年目はバランスよく6割くらいで通り、2年目は国語、英語は満点、算数は8-9割程度取ったけどそれ以外全滅で落ちました。時事とか追う時間なかったよねぇ...専門試験専門試験は6教科の中から3教科選びます。分析化学or食品化学微生物学or毒性学公衆衛生学or食品衛生学のうちからそれぞれどちらか選びます。自分は分析化学、微生物学、食品衛生学を選択しました。過去問を見ると分かるが、正直対策に意味があるのかと言う感じ。専門試験に関しては博打と思っていました。面接試験面接は基本的に普通の就活でされるような質問が主。公務員だけ受けてた友人を見ると大変そうだなと思うが、民間の面接を何回か受けておけば問題ないと思います。最近のニュースで気になることが面接シートに書かれているのでそこさえ押さえておけばあとはなんとかなるかなぁという印象でした。面接は最低評価さえたたき出さなければいいと思っていたので割と気楽に受けることができました。余談1年目は面接までは無事通過して、合格者名簿に名前は載ったものの、最終的にお祈りの通知が来てしまいました。その時点で10月ぐらいになっており、就活するにも選択肢がほとんどない状態となっていたので早々に諦め、来年以降の可能性にかけました。一度しかない人生、やりたくもない仕事したくないですし。と、言うわけで就活を辞め、2年目に突入するわけです。2年目に続く(リンク先は次の記事書いたら埋めます) PR